風合い、釣り心地、使いやすさ。。。。。
人によって求めるものは違いあるが、Tiptopからグリップまでスムーズな流れるいうなアクションもその1つ。
そのアクションを求めて、節部を外した竹合わせをしたロッドや金属フェルルではなく竹を使ったジョイントなど、試したい手法も多くあるが、一方で、節やファルルがあるが故にロッドの強さが出せる場面を感じたこともあり、非常に難しいところ。
結論はまだ出せていないが、節はそのままで、ジョイント部は一工夫したいと思い、テストを始めている。
金属フェルルよりはスムーズにアクションが流れるイメージがほしいところ。
一方で、今の金属フェルルの取り扱い易さは、ある程度維持しておきたい要素。
矛盾する要素を両立するロッドを目指してしばらくは頑張り鱒!
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バンブーロッド製作プロセスの中で、重要度で言うとベスト1,2位になるプロセス。
削り工程で繊維をできるだけ切断せず、削るには曲げ取りでどれだけ精度よく一直線にできるか?がポイント。
また繊維をできるだけ切断しないことの意味は、アクションにも大きく影響する、
さらにブランク(エッジ)の美しさにも影響する。竿の良しあしを決める作業。
でも、重要なことほど、難しく、時間も要する。
難しく時間を要する背景は、熱の入れ方を微妙な調整し、入りぐあいを的確に見極め、
微妙な力加減で修正作業をする。
そのデジタルでは表せれないが故に難しいプロセス。
一発で合わせれるか、数回で調整できるか?腕の見せ所でもある。
10年ほど前に下記URLでその様子を記載しているが
曲げ取りのプロセスに1本分、Bat用6本、Tip用6本を完了するのに、
2日間ほど要しているが、現在は3,4時間、もちろん精度も大幅に上がっている。
日々の積み重ねで、日々には気づかないぐらいの変化でも
10年たてば、大きく進化できたのである。
よし!これまでやってきた過去の自分に感謝と称賛して今朝でした。
と、朝からニタニタしていたら、妻から「何?朝からスケベ笑いして」と。突っ込み。
職人にしかわからない自己満足の一コマ。
やっぱり時期的には少し早かった、ライズは限定的で釣りとしては非常に厳しい釣りでしたが、久々の河原歩きとピーカンの晴天で気分転換には非常に良かったです。
さて、ロッドテストの方ですが、まずラインの番手については、3番WFから5番DTまで準備をしてあれこれやりましたが、結論は少し軽めの4番WFがベストの判定。
キャスティング性能的には、もう少し軽快さが欲しいかなという感じです。でも大物を取り込む全体で作るカーブをイメージしたテーパーとのバランスが悩ましいところです。
ランディングについては、45センチ止まりでしたので、結論は先送りのイメージです。でもバタバタさせず、スムーズに取り込める感じで良好です。
更にテストを繰り返ししながら、並行して少しテーパーを調整した2本目のテストロッドの下準備をはじめます。
ベストシーズンに向けて追い込み鱒❗️
]]>多くのロッドの製作とフィールドテストを繰り返してきました。
2019年には、Trout794を引っ提げて、アメリカ Henry’s Forkで開催のBamboo Rod Daysに参加、Per BRANDINを初めとするアメリカ人トップビルダーに混じって展示、テストキャストを来場者にいただいた。Perには、良いね。でも俺はもう少し細いTipが好きかなぁ。とコメント、好み、釣り場とのマッチングもあり難しいところだが、バンブーロッドの深さを改めて感じた。
そして、2022年にはさらにキャスティング性能に拘った、794を完成させた。
そして今年は、これまでの性能に加えて、激流で且、大鱒(60cm以上)を勝手な暴走をさせず、よりスムーズにキャッチできるロッドの完成に取り組んでマス。もちろん鱒は筋肉質のマッチョなやつを。
難題を自身に課した2024年ですが、1番難しいのは北海道や海外のマッチョな鱒を試しに行く、奥方の決裁だったりしています😅
Kazu bambooRod Works.
]]>少し遅くなりましたが、今年もよろしくお願い致します。
ブランクの作業終わり、糸巻き(ガイド取り付け)を待ったロッドの作業に入ります。
7‘9“#4−5 Trout、6‘6“#3−4 Amagoの2本です。
Troutは激流+大鱒用に今年完成を目指す1本、Amagoは関西の渓流をテンポよく釣り上がり、尺上もスムーズに取り込む1本に仕上げる予定です。
季節が春めいたら、フィールドテストの様子をアップします。
乞うご期待!
]]>「西日本 Trout Fishing & Outdoor Festival in 繁盛」に出展します。
日時 2023.10.8 (日)10:00-15:30
場所 ゲストハウス繁盛校(旧繁盛小学校)
兵庫県宍粟市上岸田576
当日は漆仕上げのロッドを出展します。もちろん試し振りも可能です。是非お越しください。
出展ラインナップは改めて紹介します。
根負けせず、製作したロッドを、
実践釣行でチェックし、
再度修正を行い
そして再度釣行チェックを行う。
このプロセスを幾度となく繰り返す。
当てずっぽや、たまたま、それなりのロッドになっても意味も価値もなく、
悩み思考錯誤し、自分が心底納得できる1本に仕上げることが
私のコンセプト。
そんなところに価値があり、
そんな価値を生み出せる、ビルダーでありたい。
現在、トライ&エラーを繰り返しているのは、
7‘9”のTroutロッド、
楽にラインを投げ、ピックアップできることはもちろん。
50アップ安心して取り込めるロッドである。
長らくお待ちいただいているお客様、
私が納得できるまでお待ちいただくと言うワガママを
ぜひご理解をお願いします!
Kazu.b.w
kazuhito osaki
2021.9.19
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興味を持った知り合いの金属加工の職人さんが作ってくれました。
曲げとり時の微修正などに使っています。
このプライヤーの良いところは
掴む面が広いこと。
普通のプライヤーは、10mmほどですが、
このプラヤーは、29mmです。
竹材に余計な負荷は少ないく、修正などが可能ですので、
重宝しています。
このことで、得たことは、
プライヤーの使い易さだけでなく、
道具の重要性です。
高度な技術も重要性ですが、
道具、そして事前の準備や仕込みも含めて職人の技術です。
JUGEMテーマ:モブログ
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今週予定は、3Pの仕上げまで削り、
あわよくばインナー加工
(ホローの加工)
まで行く予定でしたが、、、、
理由は家族の体調不良です。
でもこれは仕方ないので次週以降で吸収します。
ロッドバックオーダーでお待ちの方、ご了承ください。
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あまり好きなではないが、ガイドを固定する目的の他に、
ロッドのお化粧となる大切な作業。
曲げとりとこの糸巻き、
そして糸巻き後に、糸とガイドを固定するラッピングの
作業に共通しているところがある。
それは作業中の要所要所で息が止まっていること。
糸巻きで常に同じテンションとピッチで巻き続けるとき、
曲げとりで竹が動き出す瞬間を捉えて、修正するとき、
ラッピングで塗料をキワ、ギリギリに塗る時。
どれも息が止まっている。
やり切った後の、ため息の爽快感が忘れられず、
やっているのかもしれないけど。
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特徴を数点あげてみると、
軽い。
重たいイメージのある竹竿ではこれ重要。
表面が細かく綺麗。
魚が釣れれば良いとの考え方もあるが、
お楽しみの時間を優雅に過ごすには美しさも重要。
繊維は細い。
ただし繊維が外周側に集中しているため(密度が高い)
ホロー構造でその部分を使えば、強度もあり、粘り強い。
節が非常に高く、曲げとりが非常に難しい。
この部分はじっくりと熱を入れていけば、竹が動くタイミングがあり、
その瞬間を逃さず、プレスなどを上手く使い修正、伸ばせば問題なし。
むしろビルダーの腕の見せ所。
こんな要素が気に入りWATAKEを使用している。
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もちろん世界一を目論んで。
折角の人生ですから、
いつかやってみたいことを
今からやってみた訳です。
答えはまだまだかも
しれませんがなかなか
良いものです(笑)
釣りにも行けず、自由が効かず、減収で、悶々といて過ごしても、
製作に没頭し、近くの河原でキャスティング練習に励み、
来たるべき次の機会に想いを馳せて過ごしても、過ぎる時間は同じです。
ならば、後者で、いきたいところです。
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Insta、FBは時々更新してますが、忙しさにかまけて、ブログはほったらかしでした。
二足の草鞋の私は、会社勤めは在宅勤務となり、ロッド製作と会社勤めの業務のどちらもが、
工房ですごすようになり、運動不足な毎日です。
現在の製作テーマは年末の東京での展示会です。
(コロナウイルスの流行がなければ6月にニューヨーク近郊のでの釣りと
Catskill Museumでの21年に予定ている展示会打ち合わせ用のロッド製作で
追われているところでしたが。。。。。)
少し時間ができた事で、新しい構想、デザインを取り入れた、
Newモデル更にワンランクアップして年末展示会にのぞめるよう
鋭意準備中ですのでご期待ください。
自宅での時間が多くなり、ネガティブになることも多くありますが、
神様がくれた時間とおもい、いつもできないことやることも含めて、
前向きに過ごしていこましょう!
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東京 自由学園明日館にて展示会を開催します。
ヘンリーズフォークの大型鱒に対応する、newロッドを出展します。
お誘いあわせの上、ご来場ください。試振りも準備しております。
・会場: 自由学園 明日館
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-31-3
? 03-3971-7535
http://www.jiyu.jp/
・会期: 18年11月30日(金)-12月2日(日)
11月30日(金) 9:30-20:00 (ロッド試し振り時間 12:30-13:30/15:00-16:30)
12月 1日(土)10:00-20:00 (ロッド試し振り時間 15:10-16:40)
12月 2日(日)10:00-19:30 (ロッド試し振り時間 12:00-13:30/15:10-16:40)
※試し振りご希望の方は当日会場にて御申し込みください。
・参加ビルダー SHUICHI AKIMARU / KAZUHITO OSAKI
今年の展示はロッドは、
「Trout 794 HF model」 大型トラウト用 7'9”#4 2pc 1tip
「794 Japan river model」 大型アマゴ、ヤマメ 7'9”#4 2pc 1tip
「744 Japan river model」 アマゴ、ヤマメ 7'4”#4 2pc 1tip
宜しくお願い致します。
Kazu bamboorod works
KAZUHITO OSAKI
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今年から改めて日々の生活のリズムを変えてみたことが2つ。
1つ目は、運動の習慣を少し増やしたこと。
運動と言っても大した内容ではなく、
毎日、確実に1万歩を歩くようにしていることと
毎朝15分ほどヨガをやるようにしたこと。
二束の草鞋(会社勤めとロッドビルダー)の私は、
会社帰りに歩数が足りなければ一つ前の駅で降りて歩く、
ヨガは朝起き掛けに、太陽礼拝3セットと
アシュタンガの気が向いたポーズを一つやるだけ。
力まず、がんばらずに継続できている上に、
体調的にはすこぶる良い。
2つ目は、ロッドビルダーの時間を増やしたこと。
これまでは、作業のできる日はガッツリやるが、
できない日も多々あり、なかなか製作が進まない。
こちらも毎日最低1時間の作業時間が確保できるように工夫した。
毎日必ず3時間とか、4時間となると二束の草鞋の私には、厳しいが、
1時間は以外に簡単だった。
こちらも継続できている上、時間あたりの作業のペースもUPしている。
ガッツリやっても、ロッドビルドの繊細な作業を
集中できる時間には限界もあり、作業ペース的には落ちてくるもの。
また、いつもは作業開始からペースがUPするまで、
少し時間がかかるが、毎日やっているとすぐにスイッチが入る。
こちらも非常に調子がいい。
毎日少しづつ。
の行動習慣は思った以上に上手くいっている。
ローマは一日にしてならず。千里の道も一歩から。
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竹割 & 節合わせ
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