草木も眠る丑三つ時
今日は怖い話しです。
(幽霊?)
毎夜毎夜、
こんな時間にひとりで何をしているか?
妻も始めは「こんな時間に何してるの?」聞かれました。
(夜中に怪しい。とばかりに)
実はラッピング。
丑三つ時(夜中の1〜3時ごろかな)は、
草も木も、そして私の家族も世間も寝静まる時間帯
ホコリを嫌い、ラッピング作業にはうってつけの時間帯となります。
→ 人が少し動くだけでもホコリはたちます。
→ 静かなので集中もできますね
ラッピングにはこれでもか!
というほど神経を使います。
(ロッド製作で神経を使わない工程などありませんが)
ラッピング工程が始まる前には、
日中のうちに作業台の上、周辺の掃除をします。
(作業の間際に掃除をすると余計にホコリがたちます)
そして、静かな夜中(or早朝)に
息を止め、薄く均一に、
塗りを何度も何度も重ねていきます。
1本目ロッドのラッピングをやったときのこと、
ほこりを嫌うのは認識していたが、
作業台の周辺をきれいにすればOKぐらいの認識だった。
(それも作業開始直前に掃除をしたので余計にホコリ舞い上がっていた)
結果は最悪の状態に、
何箇所かにホコリがつき、
ホコリが気になるので集中力も散漫になり、
塗りの厚さもまだらに・・・。
愕然、
全て一からやり直しました。
ここまで必死に作ってきた大切なロッドを
ここで中途半端な作業で
終わらせるわけにはいきません!!
そんな経験からラッピングは、「草木も眠る丑三つ時」なわけです。
私は“幽霊”よりも“ホコリ”がこわい。。
妻「でもそんな時間に起きてて、ほんとに幽霊がでてきたらどうする」
私「ホコリが立つから動くな!!」て怒鳴ると思うわ
妻「そんな人、世界でひとりやわ」